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    • 专利摘要:

    公开号:WO1981000814A1
    申请号:PCT/JP1980/000181
    申请日:1980-08-12
    公开日:1981-04-02
    发明作者:Yuji Fujii；Chikao Oda
    申请人:Hitachi Ltd；Yuji Fujii；Chikao Oda；
    IPC主号:B01D1-00
    专利说明:
    [0001] 明 細 書
    [0002] 高粘度物質より揮発性物質を除去する方法および装置
    [0003] 技 術 分 野
    [0004] 本発明は、 合成樹脂などの高粘度物質から溶剤， モ ノ マーのような揮発性物質を薄膜蒸発機を用いて除去する 方法および装置に関するものである。
    [0005] 背 景 技 術
    [0006] ポリ ス チ レンの連続塊状重合プ口セスゃ溶液重合プ口 セスでは、 重合槽出口のポリ マ一中に高濃度の溶剤， 未 反応モ ノ マ一などの揮発性物質が含まれている。 これら ポ リ マー組成中の揮発性物質を高レベルで脱気除去する ために、 竪型薄膜蒸発機を用いる方法がある。 ，
    [0007] この竪型薄膜蒸発機を採用した従来技術では、 揮発性 物質の蒸発潜熱を補うために、 薄膜蒸発機の前に加熱機 または熱交換器を設けて、 予めポ リ マーに顕熱を与えて いた。 しかしながら、 高温で残留モ ノ マーの反応が進む と低分子量のポリ マーが生成するため、 品質の面で好ま しく ない。 低温のままポリ マ一を供給した場合は、 溶剤 やモノ マ一が蒸発するとポリ マ一の粘度が上がり、 さ ら に、 蒸発潜熱による温度降下で部分的に固化する恐れが ある。 このため、 攪拌翼の円滑な回転が得られなくなる という問題点があつた。
    [0008] 発 明 の 開 示
    [0009] 本発明は、 低温のポ リ マーを薄膜蒸発機に供給し、 蒸
    [0010] Of、i I _ 発機内でポリ マーの昇温と揮発性物質の蒸発を同時に行 なわせてモノ マーの反応を抑え、 かつ、 温度降下を防止 して運転を円滑にする ことを目的としたもので、 攪拌翼 の先端に加熱翼を設けてポリ マ—との接触面積を大きく することにより、 低い回転数で駆動動力の一部を摩擦熱 に変えて、 ポ リ マーの昇温を行なわせると共に、 供給熱 量はポ リ マーと加熱翼との接触面積を変えることにより 調節できるので、 揮発性物質の蒸発量に応じて加熱翼の 羽根巾を変えるこ とによ り、 不要な加熱を防止して効率 のよい蒸発を行なわせるようにしたものである。
    [0011] 図面の簡単な説明
    [0012] 第 1 図は本発明の実施例を示す薄膜蒸発機の縦断面図、 第 2図は第 1 図の！ [ 一 I断面図、 第 3 図は加熱翼の実施 例を示す正面図である。
    [0013] 発明を実施するための最良の形'態
    [0014] 以下、 本発明の実施例を第 1 図〜第 3図によって説明 する。 第 1 図は本発明を適用した薄膜蒸発機の縦断面図 で、 1 はポリ マー入口、 2および 3は回転軸. I3に取付け られたデ ィ ス ト リ ビ ュ ータ ーおよび攪拌翼、 4 は蒸発機 本体 5 の外周に設けられた加熱用ジ ャ ケ ッ ト、 6 は熱媒 出入口、 7 は蒸発機本体 5下部に設けられたボ ト ムタン ク、 8 はボ ト ムタ ンク 7内下部に設けられた抜出装置、 9は回転軸 I3の下部軸受、 10はボ ト ムタ ンク 7上部に設 けられた脱気口、 11はボト ムタンク 7下端のポリマー抜
    [0015] Οί,ίΡΙ 出し口、 I2は軸封部、 I4， はプー リ 一、 isは駆動装置 である。 第 2図は攪拌翼 3 の水平断面図で、 攪拌翼 3は 回転軸 I3にらせん状に取付けられた曲り羽根 1ァと、 その 先端に蒸発機本体 5 の内壁と僅少な間隙をもつて回転方 向に所定の巾を有する加熱翼 I9と、 ポ リ マーを加熱翼丄9 と蒸発機本体 5 の内壁との間に押込む押込羽根 18によつ て一体に形成されている。 重合温度と等しい低温（ 1 4 0 〜 1 5 0 °C ) のポリマ
    [0016] 一をポリ マ一入ロ 1 より蒸発機太体 5内に供袷すると、 ポリ マ一はデ ィ ス ト リ ビュ ータ ー 2 によ つて蒸発機本体
    [0017] 5 の内壁に均一に分散され、 攪拌翼 3 の曲り羽根 17に よ つて薄膜状に展延されると同時に、 押込羽根 ISによっ て 加熱翼 Wと蒸発機本体 5 内壁との間に押込まれ、 加熱翼 ISがポリ マーと接触して回耘するため、 ポリ マーは摩擦 熱により昇温される。 しかして、 ポリ マ一は蒸発機本体 5 内で昇温と揮発性物質の蒸発を同時に行ないながら流 下し、 ボ ト ムタ ンク 7 内にて蒸発物を脱気口 10より除去 した後、 抜出し装置 8 によ り ポ リ マー抜出し口 11より取 出され o
    [0018] 第 3 図は加熱翼 I9の実施例を示したもので、 回転軸 I3 の軸方向に加熱翼 21 〜 23の巾を変化させて、 上部ではポ リ マーとの接触面積を大きく して摩擦熱の発生量を大き く し、 下部ではポ リマーとの接触面積を小さ く して摩擦 熱の発生量を小さく したものである。 すなわち、 揮発性
    [0019] OMPI一
    [0020] 、 、 vVIFO~ .、 物質の蒸発量の多い上部では、 供給熱量を増大させてポ リ マーの温度降下を防止し、 蒸発量の少ない下部の領域 では、 供給熱量のほとんどがポリ マーの昇温に消費され るため、 ポリ マ ー温度が上昇し過ぎて物性が劣化するの を防止するようにしたものである。
    [0021] 以上述べたように、 本発明は薄膜蒸発機により高粘度 物質より揮発性物質を除去するものにおいて、 薄膜蒸発 機の攪拌翼先端に蒸発機本体内壁との間に僅少な間隙を 有し、 かつ回転方向に所定の巾を有する加熟翼を設けて， 攪拌翼先端と蒸発機本体内壁間において高粘度物質を摩 擦熱により昇温するようにしたものであるから、 薄膜蒸 発機の前に予めポリ マーを予熱するための加熱機， 熱交 換器を設ける必要がなく、 したがって残留モノ マーの高 温域での反応が抑制される。 また、 薄膜蒸発機内では、 加熱翼による摩擦熱の供袷と揮発性物質の蒸発が同時に 起るため、 供給熱量は蒸発潜熱とポリ マーの昇温に使わ れ、 これらの均衡を維持するこ とによ って、 設定温度で 操作することができる。 更にまた、 合成樹脂等の熱伝導 度の悪い物質を薄膜状にして、 膜の両面をジャ ケ ッ ト内 の熱媒と加熱翼による摩擦熱によつて加熱することによ り、 伝熱効率を向上させることができる。 更にまた、 回 転方向に所定の巾を有する加熱翼と蒸発機本体内壁との 間において、 ポリ マーを摩擦熱により昇温するようにし たので、 ポ リ マーと加熱翼との接触面積が大きく、 低速 回転で十分な熱量を得ることができ、 高速回転によるポ リ マーの剪断作用を防止するこ とができる。
    [0022] ΟϊνίΡΙ WIP。
    权利要求:
    Claims 請 求 の 範 囲
    1. 薄膜蒸発機を用いて高粘度物質より揮発性物質を除 去する方法において、 薄膜蒸発機の攪拌翼 (3)先端と蒸 発機本体 (5)内壁間において高粘度物質を摩擦熱により 昇温するよ うにしたことを特徵とする高粘度物質より 揮発性物質を除去する方法。
    2. 蒸発機本体 (5)内の高粘度物質供給側より高粘度物質 取出側に向つて摩擦熱発生量を小さく した特許請求の 範囲第 1項記載の高粘度物質より揮発性物質を除去す る方法。
    3. 薄膜蒸発機を用いて高粘度物質より揮発性物質を除 去する装置において、 薄膜蒸発機の攪拌翼 (3)の先端に 蒸発機内壁と僅少な間隙をもつて回転方向に所定の巾 を有する加熱翼 (19)を設けたことを特徵とする高粘度物 質より揮発性物質を除去する装置。
    4. 蒸発機本体 (5)の高粘度物質入口側より高粘度物質出
    口側に向つて加熱翼 ωの巾を小さく した特許請求の範 囲第 3項記載の高粘度物質より揮発性物質を除去する
    ΟΜΡΙ _
    WIPO一
    ？ W a in
    类似技术:
    公开号 | 公开日 | 专利标题
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    同族专利:
    公开号 | 公开日
    JPS5739802B2|1982-08-24|
    DE3049907C2|1988-12-22|
    JPS5645704A|1981-04-25|
    US4361462A|1982-11-30|
    CH641968A5|1984-03-30|
    引用文献:
    公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
    法律状态:
    1981-04-02| AK| Designated states|Designated state(s): CH DE US |
    1982-03-04| RET| De translation (de og part 6b)|Ref document number: 3049907 Country of ref document: DE Date of ref document: 19820304 |
    1982-03-04| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 3049907 Country of ref document: DE |
    优先权:
    申请号 | 申请日 | 专利标题
    JP79/120626||1979-09-21||
    JP12062679A|JPS5739802B2|1979-09-21|1979-09-21||DE19803049907| DE3049907A1|1979-09-21|1980-08-12|Process and device for removing volatile substance from highly viscous material|
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